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タイトルでぴんと来た人だけ見てってください。

そう、もう本編は数年前に終わって特別編という形で続き、既に5冊目の作品、ツーリングEXP番外編ですな、奥さん方。

本編が単発読みきりとか短期集中連載とかで"花とゆめ"誌上にて始まった頃、既に私は腐女子でしたので・・・。
「何という太っ腹白泉社」
と友人と称えたものですが、その頃は"しまりんご”もLaLaでやってた?ような気もするし・・・。風と木の詩も割と全盛期?って感覚もありましたから、流れではあったかも、ですけれど。
このツーリングにいたっては、少女漫画的ラブロマンスな♂×♂の設定の最たるものっぽい気がしていました。だって基本的にハッピーですもの。
このあと、こういった作風が市民権を得ていったのかもなんて大げさに考えたりもしますけど。

でもまあね設定も、ホント言うと少女漫画真っ青ですんもんね(笑)
敵対する立場の殺し屋との恋愛に発展する長髪で少女の容貌な受、シャルル、仕事を捨て家族を捨て恋に走り駆け落ちしてしまうところとか。
殺し屋の方もバイで世界中に恋人がいるけどいつの間にかその純粋なシャルルに惹かれていって・・・。
光と影が交わるっつうか人間、自分のない部分に魅せられていくというか。その上どう考えても歳の差一回り以上あるようなカポーで・・・。
ロマンスありあり最後はシャルルの養父に結局認めさせたと言う二人は超ハッピーエンドで終わったわけですから。

でも私としてはディーンとシャルルの敵対しつつ惹かれ、ゆるぎない感情を自覚していく過程での駆け落ち前後のストーリーが一番面白かったですけどね。
今はその後、どうなるのかを見守る形で読み続けてる、と言うシリーズです。

で、番外編5「エルミタージュEXP.」の中の一番最初の話。
「ミルキィ・マリィ」・・・シャルルの叔父のリュシーの話なんですが・・・。
なんとネタは結婚式かい!

これにはちょっと引きました。
が少女漫画的な締めを考えた時にはありなのか?とか思いつつ。
う~んリュシーがこれを許すって所にもヲイだったのかもしれませんが年下の肉体系ヘタレ、嫉妬は一人前な純情系といい感じに落ち着くのかと思えばあっているのやら、そぐわないやら微妙でした。
けどま、結婚(?)しても自由にやっては振り回し、最後はウスーリのところに帰るんですか?
はあ・・・。

ちょっとやられた感じかな、と思ったりします。
シャルルに甘甘、そんな殺し屋でいいんかい!なディーンを見るほうがまだ納得いく展開ですな、とほほ。(ぴかり)
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Categorie漫画・小説の感想
Genreアニメ・コミック Themeボーイズラブ

あ~終わった。桜も終わった。
でも、その前に!!「先に言い訳」の訂正です。
↓↓↓↓↓↓↓
100万$の男ではなく600万$の男でした。ちなみにバイオニックジェミニーの彼ピね★
初っ端から訂正です。失礼致しました。ぺこ。。

何回も言うけど携帯からなんでこのメンバー以外も読んでる自覚がかなり薄い!ま、薄いからあの程度のモノでも送信出来るのだが、、実はこの∬(3)流した日が奇しくも下の小さな人の入園式だったりする。お前の母はこんなやぞ?取合えずOK!黙ってろ。。

えー純粋にこんなん読んでる人いるのだろうか?続きを待っててくれてた人はいるのだろうか?
いや、ちゃんと読まれても…困るんだけどね。。。焦っ
誤字脱字を発見どころかココとアレ繋ってない。なんてザラだ。ちなみにこの字カッコイイだけで選んだの多々有り…爆
やはり敗因はオリキャラ出したのと詩集を引用してしまったトコですか…、、
ひたすら悲惨な裏設定のオリキャラとアルチュール・ランボーの詩集。使い方は頂けんとして、、詩自体はかなり響くのがあったのではないでしょうか?
つか、難しいね、、引用はやっぱり。使わん脳味噌にヒビ入ったわゝゝこんなんでよければHPにあげて下さい。繋ぎつー事で役だつなら……汗

なるべく本編に添うよう際まで加筆修正=悪足掻きしてたんだからちゃんと読んだ人は鼻で笑う止まりにして下さい。(平謝り)メンバーにいたってはENDマーク確認だけで(しなくていいです)やっとアニバーサリ終わったな。で、、本当……読まれてもアレだ!困る。(詩はいいだよ。詩だけ!)
プレイしてないから自己満足も中途半端だったりする。が、
扉が二つとか別口の真理の扉空間とか本編にシンクロしてて嬉しい限りですしエンヴィーはもっと中途な死霊まとわりなイメージでしたがさすが!あんなカッコよくなるとは!!牛万歳(失礼)なんですが大総統の過去はマジいただけんかった。ちょっとどーゆー事?(大失礼)
こっちの大総統は無論人外ね(笑)憤怒をもっと前にだしたかったけど私には無理!ココこそ本編に大期待なとこであります。どーせなら人外な力を得て喜々として敵を切り刻んでる若い大総統を描いて欲しい~★やっぱ剣術でしょ~ギャ~想像しただけでイケてる~(大馬鹿)こっちのは鞭だけど=にやり

懲りずにこの話の続きの構想練ってたりする。。これならプレイ出来そうだから。はぁはぁはぁはぁ
なんせほとんどBLを買わない私によってたかってBL貸し手くれるんでね。。しかもほぼ当り。お陰で妄想にターボかかるつーか萌充実?
ポンチさんお薦めのSMはもう5回は読んだよ。ダイヤいいね!ダイヤ!!(笑)
ぴかりさんのお薦めホストより「春抱」がロマンチカと甲乙付けがたいほど私にゃヒットです。嫉妬する攻もしくは受は楽しい。歪んでたらなおさらだわ。。ストレートも胸キュン★(笑)

よかった!みんな腐れでよかった!ムッチャ感謝しながら小さい人が寝た横でBLを読む母は間違いなく世間では変態と呼ぶんだろーなーま、妄想好きなただのオチャメさんなだけで人畜無害なんだけどね☆えへっ(賛同願)
「萌て何?」
園のママ友に質問されたあん時にゃ変人光線漏れてんのか?と焦ったけど一般人を巻き込む気はありません。。あたしゃむっりなんだよ。

萌は萌の中で…………(妄想中略)…………ふぅ~よし!このネタいける!!

(ぶいぶい)

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Categorie携帯投稿

2006’04.24・Mon

来ましたよ!やな季節

来ました、この季節…
世の中GWが近くなって、お楽しみの事も多いでしょう。しかし、私は…
この季節から始まるのだ! 「最強花粉症期間」
確かに杉とかもアレルギーあるけど、一番は雑草なんですよ。
雑草なんて…見渡す限りあるわよ!それも私のダメなヤツが…。
困ったもんです。
お陰で…鼻は痛いわ、クシャミのし過ぎで咽喉痛めて咽喉痛いわ、咳も出るようになって腹筋と背筋が痛いわ…最悪ですよ。
毎年の事なんですけど…やっぱりどうにもなりません。
このままいくと…また喘息になりそうです。
薬も吸入薬も準備OKですし、発作時吸入薬も準備OK!
いつでも来い!
って出来れば来て欲しくないですが…。

デモね、知ってます?
咳を続けると腹筋を使う所為かお腹周りの肉が落ちるんですよ。
=嬉しそうに言う事でもありませんが…
結構この期間に体重も落ちます。
=それにさえ縋りたいようなお馬鹿です。

いえ、それでもやっぱり咳とか鼻水無い方が楽なんで…。
鼻かむから、肌も荒れるし…体調崩すから乾燥肌は悪化するのみ…。

昔の健康な時が懐かしい…
アレルギーの始まりを、「身体の中でアレルギー物質に対する我慢がバケツに一杯になって、これ以上耐えられないって始まる」とかってよく説明しますが…出来るならそのバケツをもう一度カラにしたいもんです。  
それかバケツのサイズを特大に代えられませんかネ?
そんな事を思うこの頃です。

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Categorie日常雑記
Genre日記 Theme日記

2006’04.22・Sat

最近の嗜好

今週は何だか疲れてまして・・・それでか?BL小説ばっかよく読んだ。友人に借りたものから購入したものから。

遠野春日
・ブリュワリーの麗人
・罠
・高潔な貴族は愛を得る
和泉桂
・姫君の輿入れ


このタイトル4つの共通項はBLにありがち、どちらかが(もしくは両方)貴族や御曹司でした。
感想は過去にメンバーが書いたものもあるしで個別にはしませんが、やっぱりBL はファンタジーとの認識ゆえ、攻め受けどちらかがもしくはどっちもセレブなのとか、最近は私の中で王道と言う感じがしてきて何だか好きです。

やっぱ自分にないものを求めるのか、憧れるのかは知りませんが・・・。
金持ってて仕事できてスタイリッシュで、「そんなやつおれへん」的攻めNOTヘタレちょっと強引な自信家が結構ベタで好き。
そして表面クールだけど受けにゲロ甘なのが好きかもしれない・・・。
受けは強情で頑固なのがいいな~クールビューティで素直じゃないのがベストかな今は。
二人は結ばれるまでに紆余曲折、誤解すれ違いも~これでもかと障害があって収まるところに収まるまでの過程ができるだけ切ないけど結ばれちゃったらその後は攻めが無条件降伏は特に好み。

上の4冊はどっちかと言うと話はその傾向でした。
受け攻め性格設定も結構好みに合致してたような・・・。特に受けがクールビューティの強情な男性なのが多くてよかった。
その分すれ違いも不器用なところもあるんだけどそれがいいのよね。
それで最後はLOVEく幸せに暮らしていく彼らを想像出来るラストがヨイ。
そんなファンタジーフォモ読むことで妄想猛々しく色々脳内変換・・・それが日々の癒しよ・・・結構お手軽だけど。
・・・末期だな自分なんて思いつつ・・・。
また今日もBL本読むんだよね。(ぴかり)



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CategorieBLレビュー(小説)
Genreアニメ・コミック Themeボーイズラブ

2006’04.20・Thu

扉への路 4

 高慢・色欲・怠惰・嫉妬・強欲・暴食・憤怒
罪と謗られるその先に真理はある。
 それに捕われて尚、危うき境界線を外れる事なく渉からこそ人間は真理を求めながらも闇に墜ちる事なく進歩し続けてこられたのだ。

 今、逆巻暗闇と大罪を越え、現世の影より濃く、罪より鮮かに浮かびいずるこの路の真実が開かれる。

 これは現実ではない。
 これは幻ではない。

 過去に熾きたそれは影。
 未来に魅かれるそれは喰われる太陽。

 総ては因果の流れにあり。

 路は扉に向かって続いてるのではなく扉から続いている。
亡者の手が腕が、かつて存在た光ある場所へと伸びている。隙あらば現世の血肉を求めて足掻きたてる。

 炎の…、その力を奪われてなお残る力。
命と言う炎が消えぬ限り、命を喰らい生きる流れにいる限り、この灯は消えぬ。この火は絶えぬ。
自身から吹き出た炎が正にこの命の火だと気付くのは今更と言うべきか…。
 この身が生きる為にいったいどれだけの命が犠牲になったと言うのだろう…
命は命でしか支えられない。一つの命は数多の命でなければ生きられない。
死は誰かの生になる。だからこそ死者は生前の肉と魂と精神を持って生き返る事はない。この流れに背かぬ限り約束は未来で果たされる。

 陽炎が辿ってきた路がはっきりと浮き出てこの輪になった流れに逆らい扉へ翔ぶ蝶を蘇らせた。
何時か見たイシュヴァールの黒蝶であり、そうではないかもしれない。ただ分かるのは扉も又、一つではない。
 黒蝶は扉まで行っては翅をもがれ、脚をもがれ深淵へ墜ちる。
その度に闇が濃くなる様で、業を孕み深みを広げる様で、すべてをもがれた蝶はひよわな人間そのものに見て取れる。
 入口は違っても逝く着く先は無残な死だけが待っているのだ。

 無限と続く漆黒の闇が永遠と罪の嘆きと死の痛みを、生の恨みの呪祖を吐き続ける。
白い闇が淡々と訪れる黒蝶に死を与え、謳う声が呻きと重なり水面に広がる波のごとく映る影をうねらせる。

『来ないものか 来ないものか
陶酔のその時は
僕は我慢に我慢をしたおかげで一生忘れない
怖れもそして苦しみも天高く舞い立った
ところが悪い渇望が僕の血管を暗くした
ほったらかしの牧の草
生えて育って花が咲く
よい草も悪い草も同じ草
すごいうなりを立てながら
汚い蠅めが寄りたかる
来ないものか来ないものか陶酔のその時は―――』

 黒い闇が深々と死を迎え入れる。
 巨大で無限なこの闇に呑まれてしまえば無力な黒蝶よ、それも楽かと命の輪を見上げればソレを焼こうとする限りなく青い炎が静かに燃え盛るのを知り、性を放った一回一回の死があの部屋を訪れた際仕込まれた宝珠と反応していでたる影に気付いた。
ずくりと甘い痛みから思いだす。そう、内壁を擦りながら奥へ、奥へと簡単には出ないようにずっと攻められていた。その内にある紅い珠が鼓動と同じ、うねりと同じ速さで脈を打つ。
 総てはこの怪異の為。
 総てはこの奇跡の為。
 ここはあの壁に描かれた練成陣そのものではないか。

『待ち受けている魂よ
一緒に呟こうよ
空しい夜と烈火の昼の切ない思いを
人間的な願望から
人並のあこがれから
魂よ つまりお前は脱却し
そして自由に飛ぶという……
あらゆるものに縛られた
哀れ空しい青春よ
気むずかしさが原因で僕は一生をふいにした
心と心が熱し合う
時世はついに来ぬものか!』
   <ランボー詩集 地獄の一季より>

 幾千・幾万の声がずんと重く頭の芯まで響き耳鳴りどころか目眩がする。捩り込まれた悪意は悪夢から吐出した力を黐、臓器を締め上げあらゆる痛覚を荒らす。皮肉にも五体の感覚が戻りなんとかもう一度振り返り見た白い闇も黒い闇も、音も無く燃え完璧な円を描いているのを知る。
その橋渡しをしているのは総て人であったモノだ。が、どれも後少しのところで繋ってはいない。
 まだ命が足りない、死が足りない、炎が揺らめく。

――アカ いホの オ が足リ な・いイ

 総てが闇のこの世界で何者かが密やかに、そしてはっきりと……
これは警鐘。これは啓示。これぞ罪!!

――ミよ、コレを魅よ。

 決して許される事のない第八の欲望の形がこの国の四方を炎で囲む。
―――タナトス
破壊欲動、死の本能。
 誰の中にも潜む最大の罪を形にして炎が揺らめく。

「罪に煽られた炎こそ魂の有り様。」
――おめでとう。君は選ばれた存在なのだよ。
「糞が、もったいつけねぇでさっさとてめぇが魅た扉とやらを教えろっ」
――ホノオの称号を与えられた者のこれは運命。
「すばらしい!すばらしい火をお持ちね!大佐。」
――産まれたその瞬間からこれは決まっていた事なのだよ。
「何処に扉があるんだよ?ん?」
「羽化は完璧なはずだが?」
 ぐるり四方から、罵声に似たあの三人とは別に低く且、穏やかな声が更に諭す様に頭に響く。

――よく、ここまで育った。君こそが紅い炎。
見たまえ、あの黒い炎を。
あれは私の憤怒の火だ。
そして、あの白い炎。アレも私の育てた炎だよ。
アレこそ絶望。

 絶望?憤怒…―――知ってる。私はアレを知っている…。

「いかないで………大佐…」
 炎に、否ソレはもう記憶も感情も燃やし尽くすこれこそ業火。激情に流され言葉にならぬ程の怒りは総てを、血の一滴を、この痛みですら逃るる事は敵わない。
 魅入られ命の火から抜け落ちそうになる身体を誰かがしっかり掴むは一人や二人ではない。しっかりと掴まれた腕のその向こうで誰かの溜め息混じりの飽きれた声が聞えた。

「ヤレヤレ……まさか死んでからもお前さんを助けるとは…な…」

? そんなっ

 祈るその人は我が手で墜としめた部下。
引き寄せる懐かしい顔はあの日から時間を止めたままだ。
 迷いと後悔、懺悔の念がひどく蘇孵った路の残存を歪がませる。

 この命を延々と受け継がせて来た先人よ、戦場で散った友よ、思い半ばで逝った大切な人よ…、どんなに魅かれ魂が奪われ様がここから先には逝く事はない。永遠と罪を許される限り。そこが自分の存在世界な限り。
僅かな細いこの路を歩き続ける限り。

そうだ。私は…
私の名は――――

「はーっ、はっはっはっ!だからニンゲンは駄目なんだよっ」
「嫌だわ…影像がボケてきたじゃない。」
「自我が目覚めたとたんがコレか……なんたる脆弱!」

 罵りの言葉はもう届かない。何に引きずり込まれたのかそこから意識がぶつりと切れた。

「どうされます?」
 床に手を付き三人が恐れ敬う様に頭を垂れる。彼らの創造主にお伺いを起てる為に決して付く事のない膝を折る姿は神への祈りに似ている。

――苦悩に矛盾、葛藤……罪の誘惑…アレにはもっとたぎってもらわねばな。

「陽炎は予定通りに。」
理の中、物質世界では限界の壁がある。それでも………
――紅い炎は難しいぞ?

 火傷など何時ぶりだ……するりと手中から飛び立ったホノオに確かな手応えを感じて下から沁み出る声がからかうのか楽し気だ。
 問い掛けに部屋の主が険のある顔をスッと緩ませた。
「開けさせましょう。幸にもあの女も扉に立った様ですし。」
 彼等の後ろには男女対の裸体が横たわっている。体に懸かった負荷が痙攣を起し浮き出た血管が波打ちその苦痛を。血が、涙と同じ軌跡を描いて、爛れた皮膚が、求め伸した手が、夢ではないと叫びをあげている。
 些か損傷はしているがあの様な体験をしても尚生きて還っているとは……。
「体の保持はどーすんだよ?これ以上の力だと維持できねぇぞ?」横槍を入れる兄弟の言う事は正しいかもしれない。陽炎でさえ現世での肉体は亡くした。―――だが…。
「記憶を細工して頂けたら…いかようにも。」
 再び頭を深く垂れた。ホノオの二つ名を与えたのはどうやら当りの様だ。もっと煉れば陽炎以上の力と混沌が育つはず。
そうだ、もっと混乱を。もっと怒りを。もっと罪を!
細めた右眼が微かに笑っている。それと同調したか沈黙も笑っていた。

――まかせよう。

 コレも我が意思。
一度炎となり路も後僅かで繋がる今、誰もタナトスは止められない。この国にいる総ての人間にソレが一気に増幅し内に向ったならば…!

「ハッ!ハッハッハッハー クックッ…ヒィーヒッヒッヒッ……地獄の再来だっ!」
一人が感きわまって狂ったかの様に肩を否、全身を震わせながら笑い出した。
 残るは砂漠のみ。神は地に墜ちて人が人を殺す最高の時が満る。抗え人間!光を持った人間の絶望程甘いモノはない。そして罪を繰り返すのだ。
黄昏時から夜へ、闇の時世はもう、すぐだ。
「混沌を。」
「我らがお父様に。」
「楽しいパーティの幕開けだ。」

 涙が止まらない。夢にすら逢えなくなった愛しい人よ……もうすぐだ。
これは人間だった時の最期の証。熱き心のあった証。
だが今は疲れた眼球の生理現象にすぎない。
 顔など忘れた。
 声など覚えていない。今、ここに立たれてもそれが何者かすら分からない。何の罪で裁かれているのか……それすら記憶えていない。――そう、心はもう…
―――ない。

 冷気を孕んだ長い息が独り言と共に漏れた。
「私のホノオよ……おいで…。」

<END>

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Categorie扉への路(F・A小説)
Genreアニメ・コミック Theme鋼の錬金術師

2006’04.18・Tue

読書週間

サイトの日記の方では書いたのですが、歯の調子が思ったより悪くて歯科通いを続けています。
短くて一ヶ月必要と言われて現在受診中です。

子供の頃から通い慣れた歯科、今では息子さんも加わり移転開業し、以前に増して盛況のようで…待ち時間が長い。
一応、予約は取っているのですが…これがまた、アバウトな予約でして…午前か午後という予約の取り方なんです。
予約の意味があるのか?ないのか?大いに疑問です。
その、大雑把な予約の結果、取り合えず行ってみる…人が少ない=早く済む、人が多い=時間がかかる。
もはや、運に任せるしかないって感じですね。
その長い待ち時間を潰すためには、置かれている雑誌なんかを読む事…なんですが…。
これがまた…堅いと言いますか…。
絵本=歯科関係のもの、家の光=某団体のもの、週間ジャンプ、子供向け絵本…しかない!
私的には、これでは間が持ちません。
=読むものないもん!

そのため現在の私の置かれた状況は…「読書週間」開始状態です。

受診前に書店で小説を購入…(雑誌は後で困るので買わない。)
受付を済ませて読書に入る。
ほぼ、3分の2程読んだ頃に診察、処置へ…終了後、会計と次回予約待ちの間に残りを読んで終了。
この状態です。
これが週1から2続く事になります。

歯の調子が良くなり、治療が終わるまでに一体何冊小説を読み終えるでしょう?
それより、興味を持って読む事が出来るものが続くかな~そっちの方が気になったりして…。
何を読むか?読んだか?またご紹介出来ればしていきたいと思います。

さて、今日は何を読んだか?と言うと…BLです。

AZノベルズ  極道はスーツがお好き  中原一也 

極道モノが好きと言う訳ではありません。どっちかと言うと苦手…でも著者の作品は結構好きなので購入しました。
その上、スーツに弱いし…ちょっと年齢が上設定のキャラを感じたので読んでみようか?と…。
=よく、待合室で読めたなって?
=いえいえ、当然ですが、表紙は外しましたよ。帯の煽り文句がやばい…でしょう?だって…『可愛い声で啼くんだな』ですから…
=照れないか?って
=大丈夫!午前中は年寄りの集会所だから…読めない、見えない、BLの文字を理解出来ない。
=一応、受付には目を配りました。だって…医療関係って結構○○ですから…

読んでいかがだったか?
主人公は受け29歳のテーラーと攻め35歳前後の組の若頭
従業員が店の権利書を盗み、それを元に借金をして雲隠れ…取り立てに現れた攻めが借金チャラの条件に出したのが、自分にスーツを作る事とその制作期間を愛人として過ごす事…。
支払いの当てもなく条件を飲む受け、自分に突っかかる攻めに興味深々で接する攻めの駆け引きが始まる。
エッチはエロく大胆に…大人ですから多少のハメをハズしたプレイあり。
=意見として言えば…ちょっと痛いというか擦れるというか…大変だろうと…出来るのかな?って感じでしたが…。
手練手管の攻めによって与えられる快楽に受けは徐々に溺れて…。
そんな時に起こるのが攻めの過去にまつわる事件…巻き込まれた受けと助けようとする攻め…。
その事件がきっかけでお互いに素直になって受け入れる。

こんな内容ですね。
さすがに、イラスト部分は早読みしました。
だって、大人ですから…エロシーンのイラストも…なんで…。
=でも、読んでしまったけど…。

さて次は何を読もうかな?
明日には古本屋でも行って何冊か購入しておこうかな?
=でも、すぐに読んだら…意味ないし。
どっちにしても暫らくは「読書週間」が続きそうです。
=感想文の提出がないのが幸せ…(あるか!そんなん…)

ではまた次回に何かご紹介出来ればします。

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CategorieBLレビュー(小説)
Genreアニメ・コミック Themeボーイズラブ

2006’04.15・Sat

6ヶ月計画

性懲りもなくはじめました、ダイエット。
きっかけは、とある病気で6ヶ月生理を止めるホルモン治療をしたらやっぱり案の定、太った!
いや、ホルモンバランス崩れて更年期障害やらもでるし結構辛いのはわかってたし、高価な注射だし~太るっていうのもわかってたけど気をつけててもやっぱりでガックシ。
でも貧血を繰り返して仕方ないのでしたわけですから後始末は自分でつけないとさ・・・(悲)

生理ない月日が天国のようにラクでした・・・。
こんなにラクなんだと思ってたけど、注射をやめて3ヵ月・・・地獄の月一祭りが再開・・・。んで体重計乗ったらドン引き・・・4キロ増えてた。でも生理がないと体重は思うように減りませんからやっと本格的に出来ると一発奮起。
夏に向け一緒身体を絞らないと・・・で初めて3週間。3キロ減るのは早かった。カロリーを1000~1200kcal/日以内にすれば減る、でもこれからが問題。

体のラインを考えるならやっぱり運動欠かせないので、最低週2回は水泳で1~2キロは泳がないと・・・私の場合他の運動は長続きしないのでまた水泳を始めることにしました・・・。本当は子供のスイミングクラブに入会しようかと思ったりしたけど(金かかるとやらないと!とおもうので←現金)でも近くの市営プールで頑張り中。
今回は6ヶ月で体重自体は6キロ予定で体脂肪率を減らすのが目的。
脂肪を燃やすのが大変、体重はそれなりに減るでしょうけど・・・そして維持するのが大変なのよね歳とると・・・頑張るわ。

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Categorie日常雑記
Genreヘルス・ダイエット Themeダイエット

2006’04.12・Wed

扉への路 3

「扉への路」過去ログへはこちらから>>>>>>


錬成陣に書かれた円は=世界であり、木・火・水・土・金からなる点を結ぶ図形こそがその世界のあり様を示す。複雑な構築式は真理を求める者には理解する為にある。が、人としてそれはけっして解いてはならぬ神への領域でもある。
 今宵も、幾多の贄の魂と肉を屠った幾重にも成る陣は血でこそ繋る完璧なる世界であり、宇宙であり、人を示す。

 水、炭素、アンモニア、石灰……
足りない。それだけではまだ足りない。
 魂は21gだとその昔、学者が実験の成果を世に出した事がある。
―――我々は人間ではない。この21g足りないばかりに我々は人ではない。
ふと子供に読み聞かせたピノキオが頭に浮んだ。あれは最後に人間になったのだろうか?死んだ息子の変わりに作ったピノキオの話はよく知る囚人と同じだ。くぐつに魂を付着させるのは子供の童話からも想定済とはなんと業の深い事か…。

 考えるのはやはり構築式の事だけだ。今度は何が足りない、何が間違っていた…。我等より遥昔から神に挑みし諸行は今だ成功した試しがない。生ずるのは形なきモノか化け物のだ。
リバウンドも、一つの大国が滅んだ昔話も、人を創ろうとした代価にすぎぬ。だから人を創るは禁忌だと、古より実しやかな話はそこかしこに隠れてる。『―――時世はついに来ぬものか』
そう、我々の諸行は人には災いであろう。
現在も、過去も、それはその愚かな血肉は糧になる。
 そして鍵は羽化を始めた。
 今度はどうだ?何処まで行けた?――何を見てきた?
 椅子から立上がり燃え盛る駒に触れたのは錬成陣の中でぴくりとも動かなくなっていた儀式に犠牲になった女ではないか。
―――ほう?
以外な人物の動きに眉が上ったのはここにいる皆がだ。三人三様の表情をしたまま動きを止めた。
戒めの楔は熱で熔けその身体からは熱気が吹き出し、蜃気楼のごとく歪みを造り、せわしない揺らめきの中立つその姿は、白金の髪を靡かせ、凍付いた碧を湛えた瞳、何かの紋様を浮かび上がらせた肢体は、輪郭がまだ定まらず空中に溶けそうではあるがどう見ても男だ。
 この飛び入りの客がどう動くのか?静観する事に決めたのか一人は薄笑いを浮かべたまま壁に背を託し、一人はその豊満な胸に興奮を隠し、一人は僅かに開いた眼を二度閉じたまま微動だにしない。

 やや、不思議気に自分の手を見つめるそのまなざしはよく知る闇と同質であり、恐らくは何も考えが生まれていないのであろう。
やや間を空けて燃え盛る炎に誘われるかの様に近付いた。何処とも説明がつぬ場所が痛みに眉がよる。血が太股を伝い落ちたは間違いなく女の身体の証拠であり、久しぶりに手に入れた身体が上手く馴染めないのか時たま酷くブレをお越して下半身を同じく、男と女の上半身がはっきりと分れる。
表情を失っているそれは何かの神話で出てきそうな男女対の神獣のようでもあり、欺なす悪魔のようでもある。
 駒は近付いたそれが誰か分かっていない。息も絶え絶えに助けを求める様に手を伸ばした。

 あれだけいたぶられ続かれたのに止まらない。この炎の様に止まらない。熱気で息が出来ない。余りの熱さに今、何処に存在のか分からなくなる。徒もすれば視界が絶たれた分、またあの闇に呑まれたかの様なこの部屋の空気は吹き出る炎より危険だと焦りとえも知れぬ恐怖に苦し紛れに手を伸ばした方向に何かが存在る。
 目が効かない分よく分かる…暗い水底に映える白い………それも闇だ。同質の触れてはならざる者。
「はっ…」
甘美な恐怖が唇に走る。実際にはまだ達してない身体がもどかしくて切なげに痛みを伴いながら下腹部に広がる。背中に受けた傷がひどく疼いて身体は今にも焼け溶けるか、中から砕け散りそうな痛みを伴っているのに死に隣接する苦しみが堪らなく快楽を求めて急かすのだ。
早く、早く、この痛みを忘れる為の強く激しい刺激が欲しい。欲しくて堪らないと。
 火なら最初から撞いていた。炎なら最初からたぎっていた。―――来るか?
問われ伸ばしたその手を取った瞬間からだ。これが主の口付けならばどうだっただろう?いや、観ている。見えなくとも分かる。知らない二人は同じ眼をしていたがあの人は違うのだ。奥に渦巻く暗闇に触れられずとも貫かれてると感じるからこそ、動悸はさらに早まり屈辱感にさいなやまれながらも崇拝してしまう己に何度も警告したはずだ。こうなるのは分かっていたこではないか…。それもすぐ熱で溶けた。
 見えないもう一つ加わった視線が皮膚から吸収され血管を伝って血から奥から声にならない程の疼きを絶え間なく産みだす。
 すでに熱くて堪らないのに触れてくるそこが熱い。相手が限りなく熱い。
熱で焼かれた唇は血と肉の味がし、死の影を濃くする。
始めはただ唇を重ねるだけからやがて激しく舌を吸い口内を舐め回し舌が奥へ奥へと浸蝕し溶け出た何かが魂を絡めとらんと奥へ捩り込む。
じりじり焼かれるのを厭いもせずその手は愛しそうに身体に触れているくせにその眼も顔も死人の様だ。
 計り知れない熱で揺らめきの中交わるのは一度きりの生の証。破滅への助走。

 あれもただ焼かれるだけの存在と高を括っていたから手は出さなかった。冷酷な薄笑いを浮かべ死の匂に酔う。
「?」
 表情のない男の顔が有得ない角度でここの主に向いた。
微動だにしなくともやや開いた眼が僅かに驚きで揺れた。
「コれで ハ たリ ナイ  。シっぱ イ ダ。」

「失敗だ。」
 唯一、今の光景を観ている右眼がすっ…と細まる。
――その台詞は昔この場所で聞いていた。
そう、もうずっと若い時だ。次々と積まれた死体に白衣を着た何人かがぐるりと囲い言っていた。
おそらくは実験でもしてたのだろう。――人を殺すのはいつでも人だ。
 一つの大いなる感情が吹き出そうになり口をキツく閉じ眉間に深く縦皺をよせ怒りを押さえたその顔は正に吽顔。
早く焼かれしまえと言わんばかり四番目の兄弟が腕を組み替えた時それはおきた。
 眩い光がこの地下室を瞬間覆う。その光は錬成反応ではあるのだが余りにも強い。
駒の熱が瞬時に吸われ短い、魂斬る叫びと性を放ち床に落ちた。
大きくブレをおこしていた女と男の姿は僅かな揺らめきを伴いながも紋様かと思われたそれは火傷や切り傷であり、痣をもはっきりとさせた男へと案定を果たした。
 炎を。力を吸い取っただと?酷く顔を歪ませたのも四番目の兄弟だけだ。二番目の兄弟は自ら来たる獲物に舌なめずりをしている。
どうする?
誰が動く?ピリピリ肌を刺す緊張が走る。

「あーはっはっはっはっ!」
 そんかな中、底抜けに明るい芝居がかった笑い声が響き渡り誰もが笑い声の主に目を向ける。
左手は額に、右手は腹に。おかしくて堪らないのか閉じた目尻からは涙がうっすら出し、背中まである髪が笑い声と同じリズムで揺れている。
「こいつはいいっ!傑作だ!!」
なぁ?と話掛けた相手は崩れ落ちた駒にだ。無論、返事などあろうはずもない。そんな相手にまだおかしいのか背中をバンバン叩いたかと思うと髪を鷲掴みにし、一気に片手で引き上げた。自分より身長がある分膝が曲がりハの字なった脚には力なく垂れ下がり白濁した液が垂れている。
ん?ちゃんと立てないのか?なおも笑いながら右腕を絡ませ自分の胸にその身体を起き左手でクッとその顎を上げ問う。なまめかしくも赤い唇のその色は血。余熱を持ってその身体は今なお熱いのに先程から瞼一つ動かない。
 死んだか。
アレの力はそう言うモノなのだ。
 高く明るい笑い声はその眼が開いた瞬間、低く、周囲の闇が一気に吸う息に引き込まれたかの様に冷気を孕み、蝋燭の仕業なのか影が別の生き物かの様に壁を這う。
「はははは…」
顔はまだ笑っているのにその両眼は来訪者を真っ直ぐ睨んでいる。
「覚えてるぜ。その顔!
――思い出したぜ。……その力よっ。」
口調は低く唸り激しいが、駒に這う舌は優しく、愛しく、滑らかに、頬を寄せ、髪を撫で唇に中らぬ様舌を這わすのかと思えば、急に癇癪を起こしてみたりと、その顔はコロコロ変わるくせにまなざしはソレを捕らえたままだ。
 その身体はされるがまましだれかかり、その愛撫に心地よく酔っているようであり、ただの糸の切れたマリオネットそのものだ。
「その身体はまだ使えるのよ。」
身体をくねらせ、困るわ~と言わんばかり二番目の兄弟が窘めるがその態度はどう観ても笑っている。
それが死のうが生きようが関係ないのだ。儀式は失敗した。いつもの事だ。
舌を胸まで這わせてその動きが止まった。
俯いたまま肩を震わせまるで泣いてる。
しばらくの沈黙の後寄り目にして舌を出した無邪気な顔がばぁ~!と明るい声と共に上がった。
つまらん。いつもの悪ふざけだ。取り立て反応する事ではない。
「ふん。相変わらず笑わないな~  じゃあ、これはどうだ?」
指を一本立ててくるっと輪を書くとぴたりと駒の胸を指す。
「こいつ―――生きてるぜ。」
「!……何?」
部屋の主が音をたてて椅子から立ち上がる。もう一度言うのが面倒臭いのか指した指を耳に入れ、ぽいと駒を手放す。
そのまま崩れ落ちた駒はどうみても死体。何よりもアレに力を吸われたのだから。
「そうか…還ったのか――陽炎の…」

 陽炎。
それが彼の二つ名だ。かつての儀式の犠牲者でもある。
「あそこから還って来たか…」
有得る。有得るかもしれない。彼はそう育てられてきた。この駒も生きて還っているのなら、100年に一度とうたわれたその力ならば何かは興せる。
 我らと同じ化け物と呼ばれたその力ならば!

 理解かるか?我々を化け物と呼ばれる様に貴様のような人間を魔人と言うのだよ。
―――その力は我々に近い。

 何時の事だったか…、その力を求めて手を差し出した事があった。
 いるのだ。時たま人の中に生まれ出るのだ。異形の力を持つ者が…。そして虐げられる。過去も、未来も、現在も。ここに存在瞬間も。
「お前にはここは地獄だろう。」
ん?問い掛けと言うよりは独り言に近い。
身体にある傷は戦場の傷であり、愛されなかった虐待の傷。力があるゆえの…。

「お前なんか産まなきゃよかったよっ」
 ヒステリック叫ぶ女が陽炎に立ちはだかった。実際はもっと若いのに酒のせいでかなり荒み老けて見える。あばらや背骨が捩れ浮き出た姿が悍ましい。
 これは悪夢。
かつて、自身の体だった時に繰り返されていた悪夢。口汚く罵り叩かれ、殺されかけた――それは現実。逃げる様に軍に入ってもなお繰り返される暴行。無茶苦茶な配属。それでも見つけた小さな希望も喜びも裏切りの前に砕け散った。
それでも、それでも…それでも!人は常に彼を裏切った。光はいつも遠い。

 今は実の母を目の前にしてもその無機質な瞳は変らない。もう、ソレで傷つく事はない。悲しむ事も泣く事も悩む事もない。心はもう―――ない。
 腹を貫かれ血反吐を吐き生き絶える姿を見下ろす事などない。

『来ナイモのか 来ないモノカものか
陶酔のソノ時は
僕は我慢ニ我慢しタ
おカゲデ一生忘れなイ
怖れモソして苦しミモ
天高く舞い立ッタ――――』

 誰かがお父様はお喜びだわと高笑いがおこった。
「へぇ~今度は殺せたじゃねぇか。」
にいっと笑う四番目の兄弟が血をこすり貫かれた腹を塞ぎながら泣き虫の人間が好きで、好きで、恋しくてたまらなかったあのガキがねぇ~と笑いながら立ち上る。
「本当に…面白いよ。人間ってヤツは――よっ」 

 小さな火種は大きく育ち炎になった。総ては決められた奇事をなどるだけか…もう、眼帯は必要あるまい。
返答など微塵に期待してはいないが眼帯をゆっくりと外しながら最後の人間らしい質問をしてみた。
「闇のはらからで蝶は飛んでいたか?」

 謳う陽炎に調和せて部屋が、否、空気が震えた。鮮明になった陽炎の傷から痣から血が吹き出る。
 三人の闇も謳に反応して床を伝い、壁を天井を、装飾してある硝子の彫像や椅子・テーブルいや、過去の苦悶の後である爪痕・血痕ですら残さず飲み込む。
この部屋も又、一つの練成陣なのだ。

 我らが創造主が創られたもう一つの扉への路が現世に繋る――――――

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Categorie扉への路(F・A小説)
Genreアニメ・コミック Theme鋼の錬金術師

2006’04.10・Mon

もうすぐ始まる

こんばんわ
そろそろ新番組が始まりだしましたね。
アニメ系は残念ながら、放送が極端に限られてまして…見れません。
声優萌えで見たいモノはあるんですが…辛うじて1作だけは見れそうです。本命ではないんですけど…

さてドラマも色々と始まりますが。今回は弁護士モノが多いですね、全部で3作かな??どれも「正義は勝つ」ってやつでしょうか?そうだとつまらないね~。
=いえ、色々あったんで捻くれてるんですよ、私…。

それよりも楽しみなのは…医療関係モノですね。
やっぱり元○○○だからでしょうか??
専門的な分野は好きです。見て…「そりゃ無いだろう…」とかって突っ込むのが好きです。
この突っ込みの始まりは、あの名作 「振り返れば奴がいる。」 
からでしょうか?今でも憶えていますよ。
胸部レントゲン見ての台詞
「スキルスです。」
=ありえねぇ~。一時だけ周囲で流行ったね、あの場面の再現が…。
その後は、「救命救急」
いや~ドリルで頭に穴開ける。凄いよ!その感覚…指先だけで判断せないかんで!!
ありえない展開が現実世界を生きる私には楽しかった。
ここは戦場か?ってな感じで…。
「白い巨塔」もよかったよね。
あの閉鎖的世界は独特のもんですから…。
ナースもんは苦手です。絶対ありえない事を理解しているから…そんなドラマみたいにはいきませんって…現実は。

ここまで書くと私の今回の注目が何か分ってしまうよね。
 「医龍」 です。
番宣で興味を持っていたところに、ぶいぶいから原作を借りまして…嵌ったわ。
いや~なかなか出演者も見た目いいし…チョット萌え入るかも…。
今までも入ってきましたから萌え
「振り返れば~」でも「救命~」でも「白い~」でもあの完全縦割りの密室世界、封建制度のような時代を生で行く男達…。
萌えるなと言う方が無理!!
はっきり言うと、女医が出るがアレは添え物です。メインは男達…。
今回も美味しそうですよ。
一匹狼っぽいヤツとか孤独なヤツ、表と裏のあるヤツとか…モロに好みです。
次は何やってくれるの??って感じで楽しみで堪らない。
今週ですか?始まるのは…
原作ほどの面白さは期待しませんが、せめて…がっかりさせるのはやめて欲しいと思います。
すでに、原作との設定の違いに私は引いてますから…。
なんでかな~どうあってもラブを絡めたいからなのか???
=そんなの要らんと思うけど…。
そして結果は…きっとピカやぶいが言った通りになるんだろうね。
「原作いいけど…ドラマはきっと面白ないで…」
私も原作読んでそっちの結果になる度合いが強い気がするわ。
まぁ、とにかく第一話を見てみようと思います。

                        (ポンチ)
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Categorie映画・TV
Genreテレビ・ラジオ ThemeTV番組

2006’04.08・Sat

懐かしい&新鮮!

もう何度目かのネタですみません。
現在CSでファーストガンダムを放送しているので(今日39話、「ニュータイプ シャリア・ブル」でした)、1話からずっと見てますが、何だか昔イヤって程見たのに新鮮に感じるところが多々。

まずは
・セイラさんがパイロットだったGファイターとかGスカイとかGアーマー
これってTV版だけのお楽しみなので、マチルダさんが運んできた辺りで懐かし~だったんですが。Gブルって実際に戦闘に出たことあったんだっけ?から始まりGアーマーってガンダムを丸々収納(?)できるんだよな~ってことを忘れていたので何だか新鮮さも倍増でした。
無駄に合体してたり分離したりするのに当時のバ○ダイとかのおもちゃメーカーの思惑が見れたりでちょっと苦笑いですけどそれもまた時代。

・シャアが新鮮
前にもどっかで書いたんですが。池田さんがまだシャアの深みに嵌ってないというと可笑しいですがそんな感じで、20歳のシャア、若いよ!と感じるところが多々ある。37話辺りからは終盤に向けセイラのことララァのことアムロに勝てない自分、そういうのにかなり焦ってるのが印象的。

などと、感じつつ見ています。
他にも1話限りなMAなど(ビグロとかブラウ・ブロなど)もなかなか楽しませてくれる、ジオンってどういう国だったんだろうかとか後に色々研究されてるけど、あんな小国にここまでの武器開発をさせたマンパワーって、とか考えると面白い。
ホントこれがリアルタイムで放送されてたときは、打ち切りだったしあと2年?で30周年を迎えるほどに続くシリーズになるとは思いもよらなかったでしょうから今考えるとやっぱりとても幅のある作品。
ファーストの絶対信者ではないのですから富野ガンダムじゃないと!という意識はありません。
Z世代以降はアナログチックすぎとかでファーストを見れないとかってそういう意見も聞きますが、私はこれが原点だったと思いつつ懐かしんでいます。(ぴかり)


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Categorieアニメ・ゲーム
Genreアニメ・コミック Theme機動戦士 ガンダムシリーズ

遅刻です。。
大遅刻でやっとこ集まったのはこの貴腐人のメンバー
いや、本当、、遅れてごめんなさい。。
こんなんぢゃ新学期危ない!な生活はそう改善される事なく……オブオブゞゞゞ
それでも久しぶりに会えたみんなは変ってない。変り様がない。
紙袋から溢れ出た萌本は腐人の証!!
これでしばらくは萌っれるな にやっ

ここでお礼。。
なんでも前に送信した『スーパーカー』で感想があったそうで……
すみません!パソコンではないので見れるのは3つ4つ…ぴかりさんに言われるまで気付けませんでした。。ごめんなさい。でもありがとうございます!!私もあの頃のアメリカドラマ大好き◎100万$の男とか特攻Aチームも又よし!!!今でもハッキリ覚えてるシーンとかあって今のよりずっといいと思うんだけど…まぁ、その辺は好き好きですかな?

さてさて、、言い訳で。次回より二回に渡り鋼の練金術師の二次創作『扉への路』がついに自己満足の為に完成したので垂れ流しします。
新刊でかなり重複があったのでこれ以上ダラダラしたら終われないから!HPが一周年記念だから!総ては大総統好き好き好き~☆だから!(笑)
女王様コラムからなんのプレイ情報得れなかったのでな~んもやっちゃってません。。
ので、流し読みで、、ぴかりさんとポンチさんの∬見させてもらったけど相変わらず上手いし構成がしっかりしてる=腐敗度もかなり高い!から私まだまだだな~と思いつつ今回はいい刺激にはなったな、、うん。。
私の腐れ度はまだまだだったんで取合えず安心。あの二人は発酵までいってるんで早く追いついてチーズか納豆に成りたい。
…後100冊はBL読まないとな。と借りたばっかりなのに催促してみる(笑)

(ぶいぶい)

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Categorie携帯投稿

2006’04.03・Mon

懐かしくもあり…

先日、子供と一緒に一年ぶりの映画「ドラえもん」を見てきました。
ご存知の通り今回の作品はリメイク版、それもあの記念すべき第一作となった作品のです。
リニューアルドラえもんの第一作としては無難なのか、冒険なのか微妙ですが…。
元々の前作自体の人気も完成度もいい作品としての評価のあるものを再演するわけですから…でも、新しいドラえもんをまた同じ作品から始めるって言うのもありかな!?って思ったりしました。
運よく、子供に大人気のカードゲームも恐竜はかなりの人気ですし…後押しをもらえたかしら?なんて冷めて考えたり…大人はいかんですね。

さて、作品ですが流石にOP恒例のび太の助けを求める「ドラえもん~」の叫び声で始まる事も無く、素直にOPが流れて本編スタート…テレビみたいって思ったりしました。
内容は大筋は変わりなくって、一部チョット追加していました。特にラスト前でのび太達が恐竜ハンター達に捕まりピンチになった時から後の展開が追加された場面が多かったですね。
キャラ的には…一番違ったのはやはりドラえもん。
今までのように積極的に助けるのではなく見守るって感じでしょうか?映像としても面白かったですよ。家族内では大うけでしたね。
あの…ドラえもんの「温かく見守ろう。ってどんな目だろう?」って言って色々と一人で百面相をしてくれました。いや~良かったよ、あの温かい目って到達した結果が…。
後はピンチの時ジャイアンが落ち着いたリーダでしたね。
シズカちゃんは今風リアル少女に近い感じでしょうか?
スネオは相変わらずですね。
そうそうこの作品の中で昔は近所に居そうだった雷オヤジ的なキャラ、のび太が穴掘る家の人ですが…随分変わってた。でも、そんな人居ないだろう的な感じですけどね。

話の内容としてはやはり子供向けとはいえ「ドラえもん」良い事言ってるし良い事を見せてる。その点では前作も同じですし内容も大きく変えた訳ではなので結果的には見た人の好き好きかな~と思います。
涙ウルっとさせるのは当然ですけどね。
ただ、映像は流行り時代には勝てません。今回のモノはかなり見せてくれる。映像としては面白い場面を多く見たように思います。
後は描き方かな?UPになった時にラインが太くて細い線を何本も繋げた様な書き方で…ソフトな印象を受けました。

子供との一日映画鑑賞…あっちコッチに付き合い、食べるのに付き合わされ大変疲れました。
次回はGWですかね?どうやらそろそろ兄弟で年齢差による好みの違いが出てきたようで…それぞれが違うものを見たがっています。
一人はコナン、一人はしんちゃん…さぁ~どっちのどう別れて付き合おうかね~正直言うと…

「息子達よ!次回の場合は母は『コナン』が見たいぞ!」

今から子供を丸め込んで…旦那をしんちゃんに付き合わせよう。
そうだ!そうだ!今回だって私は「ブロークバックマウンテン」が見たかったのだぞ。

と言う事で…春休みの映画報告でした。

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Categorie映画・TV
Genre映画 Themeのび太の恐竜2006

このブログを書いている3人と旧ブログのメンバー1人足して4人で管理運営しているサイトが1周年を迎えました・・・。早っ。
自己満足の垂れ流しをよく1年頑張りました、なんて自画自賛。
今日から1周年記念SS公開しています。
興味のある方どうぞ→bana02


さて、話は変わりますが・・・。
花音に過去連載していた新田祐克さんのシリーズ「男が男を愛する時」の最終シリーズ「ウブ」単行本が1・2巻同時発売でとうとうシリーズも完結してしまいました。
連載は読んでいなかったので2冊一気は読み応えありました。私実は鷹秋は岩城とくっついて欲しかった・・・派なんですね。(鷹秋を刺した犯人への対応は岩城の方が好みだったなあ・・・。とかブ~たれたり。)
鷹秋にとって家族に近いような"失えない"人になった岩城。彼の傍は安心できるようですから、それも恋とか愛とかだろうけど"恋愛ではなかった”、んでしょうね。
鷹秋ハーレムで好みの話でした、読み終えて満足かなあ・・・面白い視点の話だったと思いますなかなか。ホスト同士の恋愛だもんね。さ~今後自分勝手の妄想はあの岩城の甥がおおばけして新川に対抗!という夢を見つつ、作者には面白い話を10年間お疲れ様と感謝を。

そんなこんなで今日から実家に帰ってオンでブログのメンバーに会えるので妄想突っ走ってきます!(ぴかり)

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Categorie日常雑記
Genreアニメ・コミック Theme日記

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