--’--.--・--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- - TOP
Categorieスポンサー広告

あの日も空は青かった。
 母さんが倒れてから逝くまでの間降り続いていた雨が上り、綺麗になった空気が空まで澄み切らせ、忘れられない青を俺たちに刻め込ませた。―――秋晴れのこの日、墓参りの時期が近付いて来た…と言う事か……ばっちゃんの料理も久しぶりだし、今回はゆっくりするか。
 ―――なぁ?弟に同意を求める為に振り返った先にはちゃっかりテーブルにつき、あの食い逃げ野郎が案の定何かを口の中パンパンに頬張ってさらに「オカワリ」を要求している。
「ほほへのふひぎゅへはふぇふぁ…」
「何言ってるかわかんね~よっ」
いくらか口の中のモノを飛ばされて‘プチッ’と切れた俺は右腕を攻撃形態に練成しょうとした時台所からアイツがひょいとぴょこエプロンのまま出てきた。無論これもペアでチャー〇〇〇リーンみたいな事したいと買ってきてた一つだが当然俺のは未使用のままだ。
「客人が言うには、私の国ではヒガンと言って先祖を大事にする風習あるネ。と、言っている。」
うんうんと頷く自称客人がそう噛まずに器用に肉やなんやらを飲み込んだ。
「―――にしても料理上手ネ、いいお嫁さんになれるヨ。」
「そんな~まだお嫁さんだなんてぇ~」
キャッ☆と喜びチラリとこちらを見る眼が本気だ。うげっ、お前幾つだよ?
「うがあ~っっ!嫁でも客人でもない!!っっっ~めぇ等いつの間に入り混んできゃがった~!!!」
「落ち着いて兄さん!!」
部屋ごと奴等を吹き飛ばそうとした俺をはがい締めで弟が止める。猫も危機を感じてか中から出て来て足下に転がっり……いや止めてるのかコレは?

 「で?みんなで村に行きたいってか?」
落ち着きを取り戻し(弟と猫に免じてだっ)どっかり椅子に座ってお邪魔な二人を睨付けた。墓参りなんだから他人は普通遠慮するもんだろう?
「うわぁ~小さいから迫力ない…」
「わーっわーっ」
「誰がマメつぶ小チビじゃごら~っっ」
うっかり滑らした言葉は取り消しがきかねぇぞ?他国間協議なんて関係ねぇ、血見るか?ん!?
あまりの怒り心頭に血管ピクピク沈黙は大噴火の前兆。危険を察知した弟が素早い片付けと荷造りを完了させた。
「さぁ、帰ろう!今帰ろう!即帰ろう!」
〇〇え〇ん~と呼びたいであろう弟に無理やり引きずられ俺たち兄弟は電車に飛び乗った。

 ガタンガタン―――揺れる中俺はやっと母さんに思いをはせる事が………
「お客様申し訳ありませんが大きい荷物は…」
窓の外ををボンヤリ眺めてた俺に車掌が困り顔で声を掛けて来た。
あっ、ヤベェ~急いでたからいろんな手続きを忘れてた。かと言って二度も貨物車に乗せるのは不憫だし……
 答えに困った俺の変わりに「いや、これは任務で着けてるワケで…」と答える声が。
頭を取ろうとしてる行為にギクリとしてあわてて止めようとした俺を弟が小さく大丈夫と囁いた。
「?」いや、弟の声じゃない!?
「私はこう言う者だが実は―――」
口先と軍の許可証でまんまと騙された車掌が納得して去る。アイツが中は結構暑いな~と弟の体のまま笑った。
「ほんと、たまらない暑さネ。」
と順番にアイツと食い逃げ野郎が鎧の中から出て来た。
「はぁ~っっ」
溜め息は俺のじゃない。さらに御付きの二人が狭さに耐え兼ねて出て来た上、「遠出なさるなら書類を出して下さらないと。」中尉がなんの違和感もなく顔を出した。最後に猫三匹も暑さで出ようとした時やっと弟が止めに入った。
「駄目、駄目、車掌さんに見つかっちゃうよ。…あっ、え~と…」
身体がね、こ~お、重いな~……と思ってたんだけど。弟がしどろもどろ言い訳してる中、あまりの四〇〇ポケット扱いと、さっきははぐらかされたが俺は怒ってるんだぜ?

―――――ブッチッン
 こいつラの足下にパンと手を一叩き、大きく穴を開け呑気に置いてくの酷いよ~と笑うのを瞬殺してやった。元に戻して完全犯罪成立だぜ。
女は俺も男だ勘弁してやる。
「に、兄さんっっ」
さすがに止める間がなかった弟が非難の声をあげた。いや、警告の声だ!
「後ろ!!」
カキ~ン
 ギリギリ飛道具を跳ね返す。俺とした事が防ぐのが手いっぱいだと~?落としたはずの御付きのじじぃの攻撃に戦慄が走った。
「お前等が弟の中に入ったのが悪いんだろーがよっっ」
「若様の敵!」
涙ながらに攻撃してるけどな~そこでヘラヘラしてるのは誰だっつーの。
ちっ、やっぱりこいつ等にはあの攻撃はきかなかったか。襲い来る二人に苦戦してる中ドクドク吹出す血をものともせずアイツが仲裁に割って出たのにはひっくり返った。―――はい、お探しの不死身がここにあります。献上したい気持ちを押さえ丸く?治まった車内は殺伐とした空気から一転修学旅行ムードに。
墓参りは向こうの国では特別礼を尽くすらしい。
 順応が一番高い弟ももちろん輪になり、みんなでトランプをしている。

「学校でよく協調性0とか言われた口だな?」
別席で一人いた俺にアイツが飲み物の差し入れをしにきた。フッ…とかっこよく色男を気取って白い歯を光らせ決めてるつもりだろうがレールの後がしっかり付いてるぞ。
「中尉は敵~とかしないんだな…」
さすが大人と褒めたつもりだったんだが判を押してからでないと困ります。と小言が始まった。大佐も!と男二人が正座で説教されてんだが聞く分には大概に上司なのに信用も信頼もされてね~な~と片身の狭さに気のどくな…
「聞いてます?」
でりっとしたアイツの態度に小言はさらに延長戦のかまえに。わっ、さらに怒らせてどうする?馬鹿上司!鼻をほじるな!鼻を!

 「ハ~ッハッハッハッハッハッハッ」
さらなるの〇太状態か?と観念した時どこからともなくらく高らかな笑い声が!こ、これは?この笑い声は!?
「とおっ!(ポーズ1)巨乳レーダーがビンビン回るぜ!感じるぜ!ハッ!!(ポーズ2)今日も人が呼ぶ地が呼ぶ乳が呼ぶ!巨乳がここにいると俺を呼ぶ!ご存じ!!!巨乳ハン…」
パ~ン   
 銃声一発巨乳ハンター最期の巻ここに完。

「撃ちますよ?」
中尉の遅い警告空しく沈む少尉の手を取りアイツがポーズ3(決めっ)は受け継いだ。と夕日を前にさけんでる。おいおいまだ昼ですよ?
「聞いてます?大佐!!」が、そんな子供騙しじゃ鉄扉面の中尉には効かねぇ。首根っこを捕まれ隣りの車両に引きずられる場所は間違いなく地獄だろう。
あまりの地獄絵図に凍り付いた空気の中薔薇色の空気が漂う。ハッまさか!?
「我が輩に任せられいっ。」ってなんで少佐が?止めろ!筋肉アピールしながら近付くな!俺のそばに来るんぢゃねぇ~
「我が家に代々伝わる交渉術を持ってすれば大佐の救出などたやすい、たやすい…」
器用にポーズを決めながらあの車両に消えて行く。空気の読めない筋肉馬鹿少佐よさらば。あんたの相手は鬼だ。

「セクハラで訴えますよ?」
案の定そんな冷静な言葉の前に銃声が……………
 「墓が増えたな…」御付きのじじぃがぼそりと呟いた。

…嫌だ…こんな奴等と村に帰るのは………
「嫌だ~っっ!!!!」
「落ち着いてっ兄さん!!」
「ニャー」
撃たれたはずの二人が数秒後にはトランプしているのには我慢も、突っ込みも限界が…「うわぁぁぁ~テメェら帰れ~~っ」

 もうすぐババ抜きで上がれそうだったのに……しかたない。みんなの迷惑になちゃうしね。
 車内で暴れる兄さんを止めながらフッと窓の外の景色が僕の目に飛び込んだ。
――――母さん…今日も空が青いです。

お題彼岸…坊主でプレイ?の話をしたのに墓地まで辿り着けませんでした。〇ルって大きいからどれくらい猫が入る?から始まり暴走へ副タイは巨乳ハンター再び(笑)
これもそれもぴかりさんに頂いたDVD:鋼錬もうひとつの物語のお・か・げ。ありがたや~
〇ドいつか憤死すんじゃねぇか?つーぐらい怒らしたから間違いなく血圧上った事でしょう。
早くから打ってる割にこんなんしか出来ない………イヤホント無理っス
みんなも駄作読んじゃた。と怒ったらあかんよ~ と諭して 一抜け=3

スポンサーサイト

トラックバック(0) コメント(1) TOP
Categorie9月お題『彼岸』

Next |  Back

comments

皆いっぱい出してにぎやかに、まさにエ○が憤死する直前、という感じですな。豆苦労人弟天然!いい感じ!好きだ!

ぴかり:2005/09/25(日) 22:24 | URL | [編集]

Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可

trackback

この記事のトラックバックURL


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。